PC が異常終了した後にチェック!

(2015/11/21 Windows 10 も含めるためにアップデート)
異常終了とはそもそも何か? シャットダウンを選べずに Windows PC を終了させた時ですね。雪や雷による突然の電源断、CPU の温度が 110℃ になったために自己防衛で電源断、ブルースクリーンで強制再起動、固まってしまって電源ボタン長押しによる電源断などいずれも異常終了です。

こういった現象が起きると、ディスクに書き込み途中で電源断や再起動が行われ、情報が壊れたり欠落したりします。Windows 7 以降の OS にはおかしなところを直す機構があるのですが、Windows のバージョンによって外部プログラムが必要だったりしますので、そこも含めて記述しておきたいと思います。
※雷などハードウェアも被害を受ける場合もあるので、ハードウェアが被害を受けた場合には、この方法は使えませんのであしからずw

1. とりあえず checkdisk

管理者でコマンドプロンプトを開きます (今後のために簡単な開き方をここに書いておきます)
a1. Windows 7 の場合、Windows キーを押してスタートメニューを出し、CMD と入力して、CTRL キーとSHIFT キーを押しながら、ENTER キーを押します。
a2. Windows 8 / 8.1 / 10 の場合、Windows キーを押しながら Q キーを押し、CMD と入力して、CTRL キーとSHIFT キーを押しながら、ENTER キーを押します。
b. 「ユーザーアカウント制御」というタイトルでメッセージが表示されたら、[はい (y)] を押します
c. タイトルに「管理者」と書かれたコマンドプロンプト (黒い Window )が表示されます
cmd
英語版 OS を使っているので、メッセージは英語ですが使い方は同じです。
すべてのコマンド入力はこの中に行っていきます。

ここで表示されている、C:\Windows\system32> の状態で chkdsk と入力し、ENTER を押します (以降は単に コマンド名のみ記載します。例: chkdsk と入力)
すると下記のように表示され、問題が無ければ次のように、「No further action is required (これ以上の操作は必要ありません)」と表示されます。
chkdsk

ここで問題が発見された場合には、chkdsk /f と入力して、次回再起動時に修復を試みます。そしてまた再起動後に chkdsk と入力して、直っているかどうかを確認します。問題が残っているようなら再度行います。数回繰り返しても問題が無くならないようなら、ハードウェアによる問題の可能性があります。

2. システム整合性チェック

Windows OS には正しいシステム ファイルを使って、壊れたシステム ファイルを修復する機能があります (3 番目の手順で行います)が、そもそも正しいシステム ファイルが格納されている場所が被害を受けている場合には、お話になりませんので、その部分のチェックを行います。

Windows 7 にはチェックツールが OS 自体に入っていませんので、下記からダウンロードして実行します。
システム更新準備ツールによる Windows Update エラーの解決
http://support.microsoft.com/kb/947821/ja

ここにも書かれていますが、これを実行すると次の場所にログが作られるので、その中身を見て判断します
%SYSTEMROOT%\Logs\CBS\CheckSUR.log
%SYSTEMROOT%\Logs\CBS\CheckSUR.persist.log
このツール自体に修復機能もあるので、問題が見つかった場合には何回か実行してログを確認します。

Windows 8 / 8.1 / 10 では OS 自体にチェックツールおよび修復ツールが組み込まれ、わかりやすくなりました。
a. DISM.exe /Online /Cleanup-image /Scanhealth と入力し、チェックします
例: Windows 8.1 英語版

C:\WINDOWS\system32>DISM.exe /Online /Cleanup-image /Scanhealth
Deployment Image Servicing and Management tool Version: 6.3.9600.16384
Image Version: 6.3.9600.16384
[==========================100.0%==========================]
No component store corruption detected.
The operation completed successfully.

Windows 10 v1511

C:\WINDOWS\system32>dism.exe /online /cleanup-image /ScanHealth

展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.10586.0

イメージのバージョン: 10.0.10586.0

[==========================100.0%==========================]
コンポーネント ストアが壊れていることは検出されませんでした。
操作は正常に完了しました。

このように破損が見つからなかった場合には次の b は行わなくても OK です

b. DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth と入力し、修復します。 この時問題が見つかったシステム ファイルは Windows Update からダウンロードして自動的に置き換えるので、インターネットへの接続が必要となります
例: Windows 8.1

C:\WINDOWS\system32>DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
Deployment Image Servicing and Management tool Version: 6.3.9600.16384
Image Version: 6.3.9600.16384
[==========================100.0%==========================]
The restore operation completed successfully. The component store corruption was  repaired.
The operation completed successfully.

このように問題があった場合には修復されます

Windows 10 v1511

C:\WINDOWS\system32>dism.exe /online /cleanup-image /RestoreHealth

展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.10586.0

イメージのバージョン: 10.0.10586.0

[==========================100.0%==========================]
復元操作は正常に完了しました。
操作は正常に完了しました。

 

3. システムファイルのスキャン

sfc /scannow と入力します
これは保護されているシステム ファイルをスキャンし、問題があった場合には正しい Microsoft のバージョンと置き換えます。
例: 英語

C:\WINDOWS\system32>sfc /scannow
Beginning system scan.  This process will take some time.
Beginning verification phase of system scan. Verification 100% complete.
Windows Resource Protection did not find any integrity violations.

問題が無ければこんな感じで終わります

日本語

C:\WINDOWS\system32>sfc /scannow

システム スキャンを開始しています。これにはしばらく時間がかかります。

システム スキャンの検証フェーズを開始しています。
検証 100% が完了しました。

Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらは正常に
修復されました。詳細は CBS.Log windir\Logs\CBS\CBS.log に含まれています。
例: C:\Windows\Logs\CBS\CBS.log。ただし、オフライン サービス シナリオでの
ログの記録は現在サポートされいません。

問題があって、正常に修復された場合はこんな感じで終わります

4. 最後に

ここまでの中で異常が見つかった場合、特に 1 の段階で FF XIV が入っていると思われる場所や、ディスプレイ ドライバーなどが影響を受けている事がわかった場合には、それらの再インストールを行った方がよいでしょう。

OS のシステム ファイルに関しては、 2~3の手順で修復が可能ですが、FF XIV 本体のファイルやディスプレイ ドライバー等はそのような仕組みが無いので、破損の影響を受けている場合には、入れなおす必要が出てきます。

こういった場合でもハードウェアに問題が無い時に最も早く元に戻すにはやはりバックアップが重要になりますので、バックアップも忘れずにね。

5. おまけ

OS の問題なのか、ハードウェアの問題なのかどうか切り分けたい、OS 再インストールしてもいいけど、直らなければ時間の無駄だし (バックアップを取っていない場合とか)

こういった時に使えるのが、Windows 8 以降で搭載された、Windows To Go という Windows を USB メモリや外付け HDD から直接起動してしまうテクノロジーがあります。 あらかじめ用意しておく必要がありますが、あれば OS を最初からインストールしなおさなくても現在の環境を維持したまま、一時的に USB メモリから起動して動作確認といった事が可能です (ドライバー等は別途入れる必要があります)

特に半信半疑な時に、「OS 再インストールしてもダメか~」って落胆する事もなく試せる点が Good です。

※ Windows 10 からはライセンス的に Enterprise エディションだけでなく、Education エディションも対象となりました

参考情報
Windows 8の新機能Windows To Goが面白い!Enterprise版のみの提供なんて勿体無い!
Windows To Go: 機能の概要
Windows 10 Enterprise 評価版 (90日間無料で使え、Windows To Go 作成後起動しなければ起動するまでずっと保存しておけるので、チェックで使うにはもってこいです)
カクうす9(HDPX-UTSSシリーズ)(Windows To Go 対応外付け SSD 国産の対応製品です)

PC が異常終了した後にチェック!」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 固定ページのアップデート | Ryner Lute @ カーバンクル

  2. ピンバック: ひょんなことから OS 再インストール! | Ryner Lute @ カーバンクル

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